ナラノンのミッション ©

ナラノン ファミリー グループは、家族や友人などの薬物依存症によって影響を受けている人たちのための世界に広がるフェローシップです。12のステップのプログラムに基づき、私たちは、経験、力、そして希望を分かち合うことにより、助け合います。

ナラノンのビジョン ©

私たちは、身近な人の薬物依存症の影響を受けている世界中の人々に、希望のメッセージを次のような方法で運びます。

  • • もう一人ではないということを伝えます。

  • • ナラノンの12のステップを実践します。

  • • サービス活動に携わることにより更なる成長を目指します。

  • • ナラノンに関する情報を広報活動、病院や施設を通して、またウェブ サイトにより伝えます。

  • • 私たち自身の行動を変えていきます。

歓迎の言葉 ©

ナラノン ファミリー グループは家族や友人などの薬物の問題でどうしようもない状況に陥(おちい)っている、まさにあなたのための集まりです。私たちもつらい経験をしてきましたが、心の平安や落ち着きを取り戻していくうちにこの問題を解決してきています。

あなたはこのグループにたどり着いたのですから、もう一人で悩む必要はありません。なぜならあなたと同じ問題を持ち、理解しあえる本当の仲間がここにはいるからです。私たちはお互いに、誰が出席し、何を語ったかは口外しません。あなたにとって、どうしようもない状況というものはなく、どんな不幸な状況も克服していけるのだと確信していただけることを私たちは願っています。

スピリチュアルに理解するナラノンのプログラムは、宗教ではなく、ナラノンの12のステップに基づいています。私たちはこの提案されている12のステップを学び、実践していくうちに、現実のどんな問題にも対処していくことができるということが分かりました。私たちは、このナラノンのプログラムと、12のステップにあなたが真剣に取り組まれることをおすすめします。NA(薬物依存症者の自助グループ)のプログラムが依存症者の助けになっているように、ナラノンのプログラムは私たちの助けになっています。このプログラムを行なうのに必要なことは、自分で理解しているハイヤーパワーの助けを借りながら、勇気と賢さをもって本当の自分自身を理解し、自分自身の生き方を変えていくことです。そしてこのことを通じて、薬物依存症者を変えようとするのではなく、大きな心で、愛情をもって手を放すことができるようになるのです。

心を開き、なるべく多くのミーティングに参加してみてください。そしてミーティングではどんなことでも気軽に話してみてください。ミーティングの中で分からないことは、ミーティングの後で質問してみて下さい。まもなくあなたも新しい仲間を見つけ、仲間意識を強く感じるようになるでしょう。

薬物依存が病気であることを理解し、他人の生き方に無力であるように、薬物依存にも無力であることが分かってきた時、私たち自身の生き方も建設的な方向に変えていくことができるようになるでしょう。そしてそうなった時、初めて他人の手助けもできるようになるでしょう。

(From Newcomers Welcome)

ナラノン ファミリー グループとは ©

ナラノン・ファミリー・グループは家族や友人などの薬物依存症によって影響を 受けている人たちのための世界に広がるフェローシップ(集まり)です。12のステップのプログラムに基づき、私たちは、経験、カ、そして希望を分かち合うことにより助け合います。ナラノンのメンバーであるために要求される 唯一のことは、家族や友人の中に依存症の問題を持っているということだけである。ナラノンの回復プログラムはナルコティクス アノニマス(NA)のプログラムに基づいたもので、ナラノンの12のステップ、12の伝統、そして12のコンセプトを用いています。

ナラノンに参加するには?

参加するのは簡単です。ミーティングに気楽に通ってみてください。会費や費用等はありません。メンバーであるために要求される唯一のことは、家族や友人の中に薬物の問題もっている人がいるということだけです。ナラノンはいかなる外部の組織や機関とも提携することはありません。

専門家の支援は受けられますか?

ナラノンは、メンバーが同じような問題を解決するために自分の経験、力、そして希望を分かち合う、非職業的な集まりです。私たちは、依存症者の回復の道筋を妨げないことを学びました。ナラノンは専門家の代わりをしたり、その治療をするところではありません。

グループへの参加 ©

ナラノンのミーティングでは、一度に話すのは一人のメンバーです。ミーティングで分かち合いする際は、誰でも自分自身の考えを言うことができるでしょう。しかしミーティングでは、特定の事柄について話し合いをしたり討論したり、口を挟んだりはしません。またミーティングで、私たちは他の人について論評したり内容について訂正を行ったり、判断をしたりすることはしません。ある人にとって真実でも、他の人にとっては真実とは限りません。ただ話を聞くだけの方が、そのようなことを避けることができます。私たちは依存症者の問題について話すためにミーティングに参加しているわけではありません。私たち自身と自分たちの回復に焦点を合わせ続けるためにここにいます。もし質問があったら、ミーティングの後に残り、他のメンバーに質問してみてください。あるいは電話番号一覧を見て、その週の間に仲間に電話しても良いでしょう。

献金は自主的なものです

ナラノンの伝統7は、「ナラノンの各グループは外部からの寄付を辞退して、自立しなければならない」と述べています。献金は自主的なものであり、献金袋が回ってきた時には、できる範囲で献金をします。グループで献金されたお金は、書籍を購入したり、ミーティング会場費に充てたり、定期的に地区地域、ナショナルサービスオフィス(NSO)、そしてワールドサービスオフィス(WSO)へ献金します。またグループによっては、飲み物や備品等の購入に充ててもよいでしょう。

ミーティングの種類

私たちのグループは自律的ですから、グループの良心に基づいて、どのように自分たちのミーティングを進めるかを決めることができます。しかしながら、常に私たちはナラノンの伝統を守らなければなりません。メンバーの分かち合い、ステップや伝統の勉強、個別のテーマについてのミーティング、またゲストスピーカーを招くなど、様々なミーティングを開催することができます。

ナラノンで話される言葉

あなたはナラノンの仲間が聞きなれない言葉を話すのに気づくでしょう。このことは、メンバーにナラノンに通い続けることを奨める理由の一つです。最初、あなたが耳にする新しい言葉や言い回しはあなたには馴染まないように感じることでしょう。あなたはステップや伝統、スローガンなどを学び、ナラノンの書籍に中に役立つ情報を得るでしょう。時々、なぜ同じ書籍をミーティング毎に繰り返し読む必要があるのか疑問に思うかもしれませんが、あなたがミーティングに通い続けているうちに、これらの書籍やスローガンが、あなたの毎日の回復の一部になることが分かるでしょう。

グループサービス

メンバーはグループのためにサービス活動を行っても良いでしょう。例えばミーティングの前に椅子を準備したり、書籍を並べたり、飲み物を用意したり、ミ―ティングが終わった後、掃除するなどの手伝いを行います。しばらくミーティングに通い続けたら、ミーティングチェアパーソンを担当したり、会計係や、グループサービス代表などの役割を担うかもしれません。サービス活動を行うことは、私たちの回復に役立ってきています。

ナラノンの原理 ©

ナラノンは、12のステップのプログラムにより、依存症者の家族や友人を助け、その人たちが回復していくことを目的としています。ナラノンの回復のプログラムでは、12のステップそして12の伝統を用います。ナラノンのメンバーであるために要求される唯一のことは、家族や友人の中に薬物依存症の問題をもっているということだけです。ナラノンは、いかなる他の組織あるいは外部の存在にも属しません。

ナラノンの12のステップ©

1. 私たちは薬物依存症者に対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。

2. 私たちは自分より偉大な力が、私たちを正気に戻してくれると信じるようになった。

3. 私たちは意志と生命(いのち)を自分で理解する神、ハイヤーパワーの配慮にゆだねる決心をした。

4. 探し求め、恐れることなく、自分の生きてきた棚卸表をつくった。

5. 神に対し、自分自身に対し、もう一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。

6. これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを、神にゆだねる心の準備が完全にできた。

7. 自分の短所を変えてください、と謙虚に神に求めた。

8. 私たちが傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人たちに埋め合わせをする気持ちになった。

9. その人たち、または他の人々を傷つけない限り、機会ある度に直接埋め合わせをした。

10. 自分の生き方の棚卸を実行し続け、誤った時は直ちに認めた。

11. 自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行なっていく力を、祈りと黙想によって求めた。

12. これらのステップを経(へ)た結果、スピリチュアルに目覚め、このメッセージを他の人に伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。

ナラノンの12の伝統©

1. 第一にすべきは全体の福利である。個人の回復はナラノンの一体性にかかっている。

2. 私たちのグループの目的のための最終的権威はただ一つ、グループの良心の中に自分を現される、愛なる神である。私たちのリーダーは信頼された奉仕者であり、彼らは決して支配しない。

3. ナラノン ファミリー グループは依存症者の家族や友人による相互援助の集まりである。ナラノンのメンバーであるために要求される唯一のことは、家族や友人の中に依存症の問題を持っているということだけである。

4. 各グループは完全に自律的でなければならない。ただし他のナラノン ファミリー グループまたはNAの全体に影響を及ぼす事柄においては、この限りではない。

5. 各々のナラノン ファミリー グループの主な目的はただ一つ、依存症者の家族の手助けをすることである。私たちはナラノンの12のステップを実践し、依存症者本人を理解し、勇気づけ、また依存症者の家族を暖かく迎え、安らぎを与えていきたい。

6. ナラノン ファミリー グループは、いかなる関係でも施設や外部の企業に対して、保証や融資やナラノンの名前を貸すことをしてはならない。金銭や所有権や名声の問題が、私たちを第一のスピリチュアルな目的から、それさせる恐れがあるからである。ただし別の存在ではあるが、私たちは常にNAと協力すべきである。

7. ナラノンの各グループは外部からの寄付を辞退して、自立しなければならない。

8. ナラノンのステップ12の実践はどこまでも非職業的でなければならない。しかし、サービスセンターのようなところでは、専従の職員を置くことができる。

9. ナラノンそのものは決して組織化されてはならない。しかし、サービスの機関や委員会を作ることはできる。これらの機関や委員会は、グループやメンバーからの付託に直接応えるものである。

10. ナラノン ファミリー グループは外部の問題に意見を持たない。従ってナラノンの名は公の論争で引き合いに出されるべきではない。

11. 私たちの広報活動は宣伝により促進することよりも、引きつける魅力に基づく。新聞・テレビ・ラジオ・映画・インターネット、その他のマスメディアにおいて、私たちはいつも個人名を伏せるべきである。私たちはすべてのNAメンバーのアノニミティを守らなければならない。

12. アノニミティであることは、私たちの伝統全体のスピリチュアルな基礎である。それは各個人よりもナラノンの原理が優先すべきことを、いつも思い起こさせるものである。

ナラノンの12のコンセプト©

個人にとっての自由は12のステップによりもたらされ、グループにとっての自由は伝統から生まれるように、サービスの機構にとっての自由は12のコンセプトから育(はぐ)くまれる。

1. 私たちの第一の目的を果たすために、ナラノンの各グループはナラノン全体を代表してサービスを進め、調整し、維持していく機構の確立に協力する。

2. ナラノンのサービスにおける最終的責任と権限は、ナラノンの各グループにかかっている。

3. ナラノンの各グループは、責任を果たすために必要とされる権限を、サービス機構にゆだねる。

4. 責任を持って役割を果たすリーダーシップは、ナラノンにおいてとても重要である。信頼される奉仕者を選ぶ際には、リーダーシップの質を注意深く考慮する必要がある。

5. サービス機構に与えられたそれぞれの責任を果たす上で、決定とその説明に関する責任の所在を明確にする必要がある。

6. グループの良心とは、私たちの決定に対して愛情に満ちたハイヤーパワーの導きをもたらすスピリチュアルな考え方である。

7. 各サービス部門のすべてのメンバーは、その決定に対し実質的な責任を負い、意思決定を行う全過程に参加することができる。

8. これらのすべてのコンセプトを実現し、一体感を持ってサービスの責任を果たしていくために、定期的な相互のコミュニケーションが不可欠である。

9. 私たちのサービス機構のすべてのメンバーは、その意思決定の過程において、あらゆる視点を注意深く考慮する責任がある。

10. 個人として公正を欠く扱いを受けたと感じたら、それを正すよう、サービス機構に対して非難を受けることなく要求することができる。

11. メッセージを運ぶという私たちの第一の目的のために、私たちはナラノンの資金を使い、またその資金を責任を持って管理する必要がある。

12. ナラノンのスピリチュアルな考え方に基づき、私たちの機構はあくまでもサービスの一つであり、決して支配するものではない。

アノミニティ(無名であること)について

伝統12で「私たちの伝統全体のスピリチュアルな基礎である」と集約されているアノニミティの考え方には、次の3つの要素があることをグループの経験は物語っている。1つは、外部に対する、2つ目は仲間同士(ナラノン内部)の、3つ目は私達個人の成長のためのアノミニティである。

私たちはナラノン/ナラティーン及びNAの中で他の人々のアノニミティを守らなければならない。このことは、ミーティングに参加した人や聞いた話を家族や親戚、友人、そして他のメンバーなど、誰にも明かしてはならないということを意味する。

アノミニティが保証されることは、私たちが依存症者の家族や友人たちを手助けする上で不可欠である。私たちの伝統12は、ナラノンとナラティーンの原理が各個人よりも優先することをいつも思い起こさせるものである。

(From the Guide to Local Service 7-1 7-2)   

(日本語のローカル サービス ガイドではP38~39)

ワールドサービス委員会

ワールドサービス委員会はコンセプト5にあるように、理事会の直属の部門・機関として理事会に報告の義務がある。同様にワールドサービス総会に対して説明責任がある。コンセプト4に従って、謙虚さ、誠実さ、信頼性、開かれたコミュニケーション実現への真剣な取り組みといった、リーダーシップとして実行力につながる資質がワールドサービス委員会のメンバーになるために欠かせない。(日本語版のワールドサービスガイドP40より)

ワールドサービス予算財務委員会

ワールドサービス予算財務委員会の役割は、ナラノン ファミリー グループ法人本部の財務関連の業務を継続的に検討することである。その情報を使って、WSO、エグゼクティブ(執行)委員会や理事会に財政上の事柄に関して、適切な提案をすることがこの委員会の役割である。

ワールドサービス総会委員会

ワールドサービスガイドP41ー2014年当時はイベント-ワールドサービス総会委員会)

ワールドサービス総会委員会はワールドサービス総会の全ての準備や調整を行う。総会の案内状を準備し配布し、CARのための議題を受け取り、検討し、配布の前に全ての議題がCARに載せる基準を満たしていることを確認する。

ワールドサービス人材(候補者)委員会

(2014年版WSG P45 ワールドプール(候補者)委員会より)

ワールドサービス人材(候補者)委員会の目的はワールドサービスの理事の一員になる候補者として応募してきた人たちを審査し、WSC(ワールドサービス総会)で検討し選出するために最適任候補者のリストをワールドサービス総会委員会に送ることである。

ワールドサービス出版物委員会

(2014年版ワールドサービスガイドP42より)

ワールドサービス出版物委員会の目的は、資料を集め、検討し、出版物の編集を行いナラノンに提示して承認を求めることである。それらの出版物には、回復のためのもの、サービス活動のためのもの、およびアウトリーチのためのもの、あるいはナラノンメンバーの提案に基づき製作されるその他の出版物が含まれる。

ワールドサービスナラティーン委員会 ©

(2014年版WSG P42より)

The Narateen Committee advances the growth of Narateen. This is done by encouraging area and region support of Narateen through joint and individual events and activities (e.g. conventions, unity days, fundraisers, and Narateen weekends).

ワールドサービスニューズレター委員会

(2014年版P42より、変更点あり)

ワ-ルドサービスニューズレター委員会は、年4回ナラノン全体のために、ニューズレターを発行する。委員会は、ニューズレターが回復のためのメッセージを伝えていることを確認しながら、ナラノンの事務的なことについての報告を行い、世界で開催されるイべントなどの予定を含む。

ワールドサービスアウトリーチ委員会

(ワールドサービスガイドP43より)

ワールドサービスアウトリーチ委員会の目的はナラノンの希望のメッセージを世界中に届けることである。これは、ナラノンのプログラムを一般の人によく知ってもらうために使われるアウトリーチのための資料を作成し編集することを通して行われる。

ワールドサービスポリシーおよびガイドライン委員会

(ワールドサービスガイドP44より)

ワールドサービスポリシーおよびガイドライン委員会の目的は、全てのポリシーとガイドラインについてワールドサービス総会でナラノン全体としての承認が得られるよう、よく調べて策定し、また見直しをすることである。ワールドサービス総会の指示を受けてポリシーとガイドラインを最新の情報に更新する。

翻訳委員会

翻訳委員会は、総会出版物を翻訳するための中心的役割を担うことにより言語小委員会を支援する。翻訳委員会自体が翻訳を行うわけではない。言語小委員会は、翻訳にあたり、ナラノンのメッセージの精神が維持され、12ステップ、12の伝統、12のコンセプトが確実に守られるようにする。

ワールドサービスウェブサイト委員会

(ワールドサービスガイドP42より)

NAのワールドコンベンションと協力してナラノンワールドサービスコンベンションを計画し主催する。コンベンションの準備に際しては、開催する都市にナラノンの地域やエリアや地域のサービス委員会があれば、それらと密接に協力する。

(ワールドサービス委員会についての記載全文については、ワールドサービスガイドを参照)

ワールドサービスコンベンション委員会

(ワールドサービスガイドP42より)

NAのワールドコンベンションと協力してナラノンワールドサービスコンベンションを計画し主催する。コンベンションの準備に際しては、開催する都市にナラノンの地域やエリアや地域のサービス委員会があれば、それらと密接に協力する。

(ワールドサービス委員会についての記載全文については、ワールドサービスガイドを参照)

家族や友人の薬物の問題で困っている10代の人たちへ

もしあなたの親しい誰かが、薬物の問題を抱えているかもしれないという疑いを感じたりその証拠を見つけたりしたら、私たちナラティーンはあなたがどのような気持ちになるのかを理解することができます。私たちは、友達や家族の誰かが薬物に関わっていることに気づいた時の恐れや混乱、孤立感を覚えています。そしてこれらの思いを理解してくれる人が、他にほとんどいないこともわかっています。

私たちの中にはしばらくの間、自分の疑いの気持ちを無視しようとした人もいました。何が起こるか怖くて、質問することすらできませんでした。状況が悪化するにつれ、私たちはさらに取り乱しました。私たちが助けようとしてとさまざまなことを試みましたが、事態は一向に良くなりませんでした。 私たちはさらに動揺し、絶望的な状態になっていきました。

ナラティーンのミーティングに参加し、私たちは薬物依存が病気であることを学びます。友達や知り合いが依存症者になったのは私たちのせいではありません。私たちは彼らの行動に責任はないのです。依存症者には助けが必要ですが、私たちも同様に助けを必要としています。助けを求めている依存症者には、薬物からの回復プロブラムがあります。そして私たちには、ナラティーンがあります。ナラティーンとは、私たちのような依存症者から影響を受ける10代の子供や兄弟姉妹、友人のために作られたプログラムです。

ナラティーンのミーティングは、一年を通して毎週行われていますので、どうぞ参加してみて下さい。 ナラティーンは本名を名乗らなくてもよいプログラムで、私たちは苗字ではなく下の名前だけを使います。あなたがこのミーティングに参加するのに費用はかからず、何の制約もありません。ミーティングでは話したくなければ話さなくてかまいませんが、ミーティングの後で質問をすることはできます。私たちはあなたがどのように感じているか、よくわかります。この病気に対処していくためのより効果的な方法があることを知るのは、大きな安心になります。あなたは、もう一人ではありません。

詳細については: http://nar-anon.jp/